日時:令和6年3月27日(水) 18:30~19:30
場所:割烹 片桐
会員数:27名
出席率:62.96%
森会長のスピーチ
3月はロータリークラブの「水と衛生月間」です。この月間は2014年に設けられました。2015年には国連が持続可能な開発目標(SDGs)を採択し、その6番目に「すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する」という目標が掲げられました。
2015年時点で、飲料水を利用できる人は世界人口の91%に達しましたが、基本的な衛生サービスを利用できない人は25億人に上ります。その中でも、19億人がアジア、6億人がアフリカに住んでいます。さらに、約9億人が安全な飲料水にアクセスできず、そのうち6億人がアジア、3億人がアフリカに住んでいます。
不衛生なトイレ環境から、年間約50万人の子どもが下痢で亡くなっています。インドでは、このような状況を改善するために、モディ首相が2014年に「寺院よりトイレ」というスローガンを掲げ、農村部に1億以上のトイレを設置しましたが、トイレの使用率や下水処理の問題が残っています。
ロータリークラブもこの問題に取り組んでいます。例えば、東京世田谷RCがタイの学校でトイレ改修事業を実施し、川崎RCがカンボジアでトイレを新設しました。他にも、大磯RC、宮崎アカデミーRC、大阪西南RCがアフリカや東南アジアでトイレ支援活動を行っています。
日本では、上水道普及率が98%、下水道普及率が80%と高いですが、老朽化や耐震化の遅れが課題です。多くの水道管は1950年代から1970年代に設置され、耐用年数を迎えています。今年4月からは国土交通省が上水道と下水道を一元管理し、対策を進めています。
3月の「水と衛生月間」を通じて、水と衛生の重要性を再認識しましょう。
ジャコウアゲハを守る会の鈴木様のスピーチ
ジャコウアゲハを守る会の活動についてスピーチいただきました。