例会情報

第1426回(24年度4回) 令和6年7月31日 / 会長スピーチ「ロータリークラブの独自性と活動の魅力」他

日時:令和6年7月31日(水) 18:30~19:30

場所:割烹 片桐

会員数:29名

出席率:65.52%

 

川尻会長のスピーチ

ロータリーの価値とは?

ロータリークラブの独自の価値は、多世代・多業種の会員が協力し、地域に根ざした活動を行う点にあります。ロータリーの最大の魅力は、人とのつながり、すなわちネットワークづくりにあります。特に若い世代にとって、このネットワークの形成が入会の大きな動機となります。ロータリークラブに所属することで、地域社会を支える一員となり、共に活動する会員や地域で奉仕活動をするリーダーと友情を育むことができるのです。

 

例会の意義と職業奉仕の重要性

ロータリークラブの例会は、会員同士が事業上のアイデアを交換し、切磋琢磨する場です。米山梅吉が「ロータリーの例会は人生の道場である」と述べたように、例会は自己改善と友情を深める貴重な機会です。例会の目的は、職業上の発想の交換を通じて分かち合いの精神を学び、友情を深め、自己改善を図ることにあります。その結果、奉仕の心が育まれます。ロータリアンには定年はなく、ロータリー活動には終結もありません。自己改善は終生続けられるべきであり、それこそがロータリーの真髄です。

 

「入りて学び出でて奉仕せよ」—ロータリー運動の精神

「入りて学び出でて奉仕せよ」という言葉は、1947-48年度RI会長ケンドリック・ガーンジーによってつくられたもので、ロータリー運動の本質を的確に表現しています。「入りて学び」とは、ロータリーの会合に参加し、ロータリアンとしての心を磨き、国際ロータリーを学び理解を深めることを意味します。そして「出でて奉仕せよ」とは、地域社会に戻り、個人や職業において奉仕の心を実践に移すことを求めています。

 

卓話—知識と経験の共有

ロータリークラブの例会では、毎回15〜20分の卓話が行われます。卓話は「テーブル・スピーチ(table speech)」の和訳であり、海外では“Rotary Speaker”と呼ばれます。日本とは異なり、海外では会員自身が卓話を行うことは少なく、担当者が外部から講師を招くのが一般的です。

卓話は会員同士の知識と経験を共有する大切な機会であり、ロータリークラブの活力を高める重要な要素です。

 

津村 直樹様のスピーチ「青少年交換派遣生としてのフランス留学報告」

ロータリーのNGSE(New Generations Service Exchange)生としてフランスに派遣された津村 直樹様に、フランス留学の報告をしていただきました。