例会情報

第1429回(24年度7回)令和6年8月28日(水) / 珈琲館 亜羅毘加 藤井 修様による「珈琲のお話」他

日時:令和6年8月28日(水)
場所:割烹 片桐
会員数:29名
出席率:65.52%

 

今回の例会では、会長の川尻勝久氏が「ニコニコ箱」についての意義を強調しました。「ニコニコ箱」は、会員が自発的に善意の寄付金を入れるものであり、日本特有の「お互い様・お裾分け」という精神が根付いた活動です。川尻会長は、会員が喜びや感謝の気持ち、失敗や苦笑いの瞬間を分かち合うことが、クラブ全体の親睦を深めると述べました。例会を通じて、出席した会員はこの活動が奉仕活動にもつながっていることを再認識し、今後も積極的に参加する意識を持ちました。

また、特別ゲストとしてコーヒーマイスターの藤井修氏をお迎えし、「珈琲の伝播と文化」と題して卓話をしていただきました。藤井氏は、コーヒーの歴史やアラビカ種の原産地に関する興味深いお話を披露され、さらに日本におけるコーヒー文化の進化についても語りました。会員の皆様は、コーヒーの品質管理方法や抽出に関する基本原則、そしておいしいコーヒーを淹れるための具体的なアドバイスに熱心に耳を傾け、質問も活発に行われました。

藤井氏は、保存方法や豆の選び方についても詳しく説明しました。特に、コーヒー豆を新鮮な状態で保つためのポイントとして、「紫外線を避ける」「高温多湿を避ける」「密閉容器で保存する」といった基本的なコツを教えてくださいました。このアドバイスを受け、会員たちは日常のコーヒーの味わいをさらに楽しむために、保存方法を見直すことを意識しました。また、卓話の最後には「サードウェーブコーヒー」に関する情報も共有され、手間をかけた抽出方法がもたらすコーヒーの奥深さについて認識を深める機会となりました。