場所:割烹 片桐
今回の例会では、ロータリークラブが掲げる目標のひとつである「識字率向上と基本的教育の推進」に焦点を当て、会長の川尻勝久氏より講話がありました。
川尻会長は、識字教育がすべての子供にとって基本的な権利であり、文字の読み書きができるようになることが、将来的な職業機会の向上や貧困からの脱却に役立つと強調しました。また、基礎的な教育が普及することで、予防医療や衛生知識も向上し、生活の質が改善されることも指摘されました。さらに、非識字率の高さが問題となっている国々についても言及し、ロータリーが取り組むべき課題が多岐にわたることを述べました。
ロータリークラブは国際的な奉仕団体であり、世界中で識字率向上のための支援活動を行っています。例えば、学校の設立や学習教材の提供、成人向け教育の支援など、さまざまな取り組みを通じて、地域社会の発展に貢献しています。川尻会長の講話では、これらの活動がどのように実施されているかが具体的に説明され、会員たちも理解を深めました。
またこの日の例会では、佐々木知会員による【自己紹介】の卓話が行われました。佐々木会員は、自身のこれまでの経歴と、現在の活動について語り、会員たちに親しみをもって自己を紹介しました。
佐々木会員は、平成22年10月に「佐々木耳鼻咽喉科クリニック」を開院し、長年にわたり地域医療に貢献してきました。彼のクリニックは、耳鼻咽喉科として最新の技術と医療機器を備え、診療の効率化や患者サービスの向上を目指しています。また、スタッフとチームとして取り組むことで、患者一人ひとりにきめ細やかな対応を提供し、地域の皆さんにとって頼りになる存在となっています。
今回の卓話では、佐々木会員が自身のクリニックの特徴や、日々の業務で心掛けていることについても語りました。彼は「患者さんに寄り添う医療」をモットーに掲げており、特に患者とのコミュニケーションを大切にしています。診療内容に関しても、耳鼻咽喉科だけでなく、他の分野とも連携を図り、患者のさまざまなニーズに応えるよう努めています。
さらに、佐々木会員は、プライベートな一面も紹介し、趣味のサーキット走行についても触れました。タイムを競うというアクティブな活動は、彼の医師としての集中力やチャレンジ精神に通じており、趣味を通じてリフレッシュすることが、診療活動にも良い影響を与えていると述べました。