【要約】
令和7年1月29日(水)の例会では、会長による「四つのテスト」の邦訳の経緯についての解説、津村昌明会員による青少年交換プログラムについての詳細な説明、そしてロータリー財団委員会からの報告が行われました。
【詳細報告】
■会長の時間
川尻勝久会長より、「四つのテスト」の邦訳に関する歴史的経緯について説明がありました。
- 日本のロータリー国際復帰後、RI理事の手島知建氏が邦訳決定権を委譲されました
- ロータリー創立50周年記念事業の一環として、日本全国のロータリアンから邦訳案を公募
- 東京RC会員の本田親男氏の和訳案が採用され、他の案からの用語も一部取り入れて最終的な邦訳が完成
- 「Four-way Test」は四方向からの検証という意味を持ち、東京RCの塚本パストガバナーは「四つ辻に来たとき、立ち止まって、どの道が正しく、どちらが間違った道であるかを考える」という解釈を示しました
■ロータリー財団委員会報告
森拓哉委員長より、角谷真枝会員がポールハリスフェロー(PHS)レベル8に認証され、ピンの授与が行われたことが報告されました。
■青少年交換プログラムについて
津村昌明会員より、以下の内容について体系的な説明がありました:
- プログラムの歴史と現状
- 1920年代にヨーロッパのRCで会員の子供同士のホームステイから始まった取り組み
- 現在は世界80カ国、年間8700人が参加する国際的な青少年教育プログラムに発展
- 15歳から18歳までの高校生を対象に、外国への派遣と交換生徒の受け入れを実施
- 相互に異なった生活様式を経験させることで、国際感覚を養成
- プログラムの意義と教育効果
- 国際理解を深め、平和の基盤を築く人格形成の機会を提供
- 自立心の醸成による人間的成長
- 実践的な語学力の向上
- 多角的なものの見方を習得する機会の創出
- 異文化体験を通じた視野の拡大
- 組織体制と役割分担
a) 地区青少年交換委員会
- プログラム全体の監督と支援
- 派遣・来日学生へのオリエンテーション実施
- 各種行事の企画・運営
- クラブへの情報提供と支援
b) クラブ担当ロータリアン
- プログラムの実質的な責任者としての役割
- 地区委員会との窓口
- 派遣学生の世話役
- 派遣準備から帰国後まで一貫した支援を提供
c) クラブカウンセラー
- 来日学生、ホストファミリー、学校との密接な連絡調整
- トラブル防止と早期解決への取り組み
- 月に1回程度の学校訪問による状況把握
- ホストファミリー会議の開催による連携強化
- 月例報告の取りまとめと地区委員会への提出
- 実務的な取り組み
- 来日学生の学校生活、教育状況、交友関係の把握
- 受け入れ高校との緊密な連携体制の構築
- ホストファミリーへの適切なアドバイスと支援
- 来日学生の到着時・帰国時の諸手続きの実施
- 定期的な状況報告と課題への対応
このプログラムは、基本的にクラブ主体で運営され、地区委員会がサポート役として機能する体制となっており、若い世代の国際理解促進に大きく貢献していることが強調されました。