日時:令和6年2月21日(水) 18:30~19:30
場所:割烹 片桐
会員数:27名
出席率:96.30%
会長挨拶
二週間前の例会には志賀町在住、能登震災復興プロジェクトの松本稔さんがオンラインでご出演下さいました。 必要な時に必要な人とすぐに繋がることができるというのはオンラインの特徴の一つではないかと思います。その後の理事会で、必要なものを速やかにお届けしましょうという話になり早速に必要な物資を手配させて頂いています。
必要な物資を具体的に伺ったところ、次のような物資の リクエストがありました。飲料水、長靴、安全靴、LEDのヘッドライト、ポリタンクの蛇口付、軍手、カッパ、ヤッケ、暖かい衣類、靴下、フェイスタオル、バスタオル、子供用パンパース、使い捨て食器、コップ、お皿、サランラップ、除菌シート、カセットコンロ物品を送る方法ですが、これまでであれば 震災復興トラックと銘打って、汗をかいて物資をトラックに 積んで被災地に駆けつけるというスタイルが思い浮かびます。試しに地元のスギ薬局で水を100ケース注文できるか聞いてみしたが「今は能登半島に物資を優先的に納品しているため、大量注文は受け付けていません」という回答でした。そこでオフィス用品サプライヤーであるアスクルに問い合わせたところ、水の組み合わせをある程度提案することになるかもしれないが対応可能ということでした。送料も込みで表示されていますから、コストの見積もりも簡単です。最終的にはアマゾンドットコムで必要な物品を品定めして、松本さんと確認をして物品を送っています。このようなアイテムです。
注文から早いもので3日、時間がかかったものでも1週間ほどで志賀町に配送が完了しています。自宅に居ながら今すぐにできる物品供給というスタイルはとても新鮮に感じています。先週から 松本さんが茨木西ロータリーさんからですよと言いながら、お嬢様が通われている保育園や自治会会長とも協力して、住民の方々に物資を送られています。飲料水など基本的な物資も行き届いていない部分があるようで、今でもなお基本的な生活必需品が足りていないそうです。武見厚生労働大臣によると3月末までに9割が復旧と会見されていますが、現在世帯の3割である3万戸が断水ということです から、9割が復旧したとしても1万戸程度は断水という事になり、水問題はまだしばらく続きそうです。
松本さんもまだまだ頑張ります!と元気なコメントを下さっています。様子を見ながらですが、志賀町のロータリークラブとも連絡を取ってみたいと考えています。
危機的な状況というものは、一定の期間が継続して慣れてしまうと報道もされなくなり、危機的な状況が当たり前の状態として定着してしまい、そして関心が薄れてしまいがちです。ウクライナの方々もそうでしたが、「関心を持ってもらえるだけでもありがたい」と口をそろえて仰います。何ができるかはさておき、関心を持ってできることを探していくことが大切ではないかと思います。
大森 保子会員によるスピーチ
大森 保子会員に、「私のロータリー 30周年」というテーマでスピーチいただきました。